1947-12-08 第1回国会 衆議院 国土計画委員会 第34号
しかし今次の関東大水害に鑑みましても、その緊急性は益々増大いたしましたので、今後國庫財政の許します限り、速やかに豫算の増額をはかりますとともに、治水關係當局は相協調し、もつて短期完成に努めたいと思います。 —————————————
しかし今次の関東大水害に鑑みましても、その緊急性は益々増大いたしましたので、今後國庫財政の許します限り、速やかに豫算の増額をはかりますとともに、治水關係當局は相協調し、もつて短期完成に努めたいと思います。 —————————————
なおその他の干拓事業はこれが著工に先だち治水關係を考慮し、愼重に再檢討の必要があると認めます。 第二は霞ヶ浦北浦放水路計畫であります。
先般本委員會におきましても討議されました請願のうちで霞ヶ浦干拓中止の請願がございますが、この請願は營時審査のときにおきましても、各委員より熱心な御質疑等あつたのでありますが、要しまするに政府直營の干拓工事を現地より中止してくれという請願となつて現われましたことは、いわば前代未聞でありまして、この干拓工事と治水關係との關連を現地につきまして十二分に調査をしなければこれが審査は困難であるというお申出は、
從つて漁業關係及び治水關係両方とも、縣内部で當然解決しておつたものと考えられるわけであります。その後漁業權問題が再燃しておりますことは遺憾するところであります。治水につきましては内務省方面の御意見といたしましても、近く開始される北利根川擴張工事と竝行して實施いたすべく干拓事業は三箇年計画といたした次第であります。
○伊藤説明員 妥當なものと認めました具體的事例といたしましては、公有水面埋立許可、土砂採取許可というようなものを全部とつておりますし、また治水關係方面におきましても内務省と連絡済みでありますし、その點は手續上においては間然するところがないわけでありまして、さらに内務省の治水事業ともマッチするわけでありまして、その點は技術上から申しますれば、さしあたり治水あるいはその他に關しまして影響するところはないと
また砂防事業一元化に關する請願は、今日行われておる砂防工事は、渓流砂防は内務省でやり、山腹砂防は農林省でやるというふうになつていて、計畫と工事等に總合統一性を失い、ために行うべきものも行われず、行われても時機を失するというふうになるからして、できるならば砂防工事は内務農林の治水關係を一元化して、工事を速やかに強力にやるようにせられたいという趣旨のものであります。
まず豫算の面で申しますと、今年度總豫算千百四十五億圓に對し、公共事業費は九十五億圓で、その中に治山、治水關係豫算は、僅々十八億圓に過ぎず、追加豫算が認められたにしたところでも約三十億圓膳後ある。これ以外に應急措置として災害復舊に約二十五億圓を認めるという、これに對し七、八、九月の災害復舊費のみでも、各省の調査を合計すると、二百五十億を要する。
○山本(猛)委員 北上川の治水關係に關する限り多年の懸案でありまして、この問題が解決せざるにおきましては、いくら復舊々々と言つても、あるいは救濟々々と言つても、次から次にと起り來る問題であります。よつて岩手、宮城兩縣の場合における北上川の諸問題をどういうふうに解決されるか、當局がおもちになつておるお考えを、概括的で結構でありますから承つておきたいと思います。
ただ開拓當初におきまして、開拓豫定地が早々の際にきめられたような事情もございますので、その豫定地が治水關係その他の觀點から申しまして、完全なる調査が行われているかどうかという點について、多少問題の點があると存じます。從いましてここ二、三箇月前から、その點についても具體的な檢討をいたしておりますので、その上に開拓局とも十分連絡をとりまして措置を講じてまいりたい。
こういうことも十分考えなくちやならないのであつて、私がお聽き申し上げたいのは、いわゆる農林省に分屬しておる治山關係と、内務省に屬しておる治水關係が、過去においてうまくいつておつたかおらないか。しかも今次水害にぶつかつて、その應急對策竝びに計畫を立てる上においても、十分なる連絡があるかないか。こういうことをお聽き申したいのであります。
それにつきまして、どうも縣の責任者として餘り簡單だと思いましたから、これについては宮城縣として、排水の不完全であつたか、或いは治水關係の施工していないためであつたかということを尋ねましたところが、そういう關係はありません。自然の川筋でありまして、記憶はありませんですが、何々川から流れて來たものが氾濫したものであるというような簡單な挨拶でありました。
一方北上川によつて結ぶ宮城、岩手の両縣、阿武隈川によつてつながる宮城、福島の両縣等、三縣縣會議長が發起人となりまして、關係縣會議員及び市町村長、治水關係者等を網羅した人々によつて、岩手縣黒澤尻より宮城縣を経て福島に通じる水運開發期成同盟會の發足がありまして、すでに三縣下における實地踏査は、今次水害前六、七月の交において、三縣下の調査を終了いたしたのであります。